第412章:仕上げ作業はギルバートに委ねられた

ダニエルは黙ったまま眉をひそめた。

マーカスがすぐに言い添える。「スティーブンスさんが、僕に裏で糸を引く上がいるってどうやって知ったのかは分かりません。だから僕のところに来たときも、回りくどいことは一切なしで、あなたに会いたいと言ってきたんです。もうあなたがすべての黒幕だと見抜いているのかどうか判断がつかなくて……先に確認しておきたくて連絡しました」

「会うな。会社は全面的にお前に任せている。手に負えないことが出たときだけ俺に来い。俺の身元については、あいつには分からない」

アクセルの性格からして、ダニエルが裏の主だと知れば、必ず何か仕掛けてくる。

それに、相手が彼の正体に気づいた瞬間...

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